Do you speak English?

2021年7月1日(木)、指宿市立開聞中学校の3年生のキャリア教育の一環として、手嶋学長が「英語はしゃべれますか?」というテーマで80分間の講演(ワークショップ)をさせていただきました。

指宿市立開聞中学校ホームページより

1クラス約30名と先生3名が参加したクラスは、“Do you speak English?” という問いかけで始まりました。

このワークショップのゴールは、最後に同じ質問に対して “Yes, I do!” と答えてくれることだと伝えた上で、「なぜ英語ができないと言ってしまうのか」の原因を考えてもらいました。

次に、「そもそもなぜ英語が必要なのか」という質問を投げ掛けてみると、「英語を話す人とコミュニケーションを取るため」という答え大半を占めるなか、「自分は家から出たくないから英語なんて必要ない」という生徒も。

しかし、これがまさに英語の必要性についての核心をつくような答えなのです! そこで、英語は世界でどれくらい使われているのか、そもそも「英語がしゃべれる」とはどういうことなのかなどについて、データを示しながら考えてもらいます。

世界の「英語ネイティブ」の割合は約20%

ここで、「英語は誰の言葉?」という問いかけをすると、「アメリカ人」「イギリス人(文字通りにとると確かにその通り)」など、「ネイティブのもの」だという認識があることがわかります。

しかし、実用的に英語を使用する「世界の英語人口」に占める「ネイティブ」の割合は約20%。つまり、英語人口において、ネイティブはむしろ少数派であり、「お国訛りの英語」こそが「共通語」なのだという話で前半が終了。

「自己紹介」の練習

後半は英語を使ったワークショップ。「オープンマインド」の大切さと、中学校で習った英語でどれくらいコミュニケーションが取れるのかを実感してもらいました。

コミュニケーションの基本に始まり、自己紹介、そして「日常会話」へと、コツを伝授しながら練習していきます。英語への苦手意識に加えて、クラスメート同士という気恥ずかしさもあって、最初は戸惑いながらも、すでに知っている簡単な表現で意思疎通ができることで徐々に盛り上がっていきます。

「開聞岳」説明できる?

次に、スクリーンに映し出したモノをグループ内の1人に説明して当てさせるというゲームです。説明する単語も含めて日本語は禁止、ジェスチャーや擬音はOKというもの。説明するのは、地元の指宿に関連するモノです。

例えば、指宿の名峰「開聞岳」。え~!?と戸惑いつつも、一生懸命に説明すると、一番早いグループは30秒足らずで終了。どんな説明をしたか尋ねると、“Very famous mountain in Ibusuki!”。素晴らしい!

更に、知らない人に説明する時にはこんな3ステップで説明できたらいいねと例を挙げます。

  1. “It is a volcano in Ibusuki.” 指宿にある火山です。
  2. “It is 924 meters high.” 標高924メートルです。
  3. “It is called ‘Mt. Fuji of Satsuma’ because it looks like Mt. Fuji.” 富士山に似ているので「薩摩富士」とも呼ばれる。

すでに習った英語だけでもこれだけのことが表現できるということを実感してもらいました。最初は「英語は必要ない!」と言っていた生徒も、いつの間にか楽しんでくれていました。

ルーツを知ることの大切さ

一方で、説明するためには、知識も必要だということも強調。特に、地元である指宿のことを知ることがなぜ大切かについて話しました。みなさんは、一歩日本を出たら「日本人」であり、例えば東京に行けば「鹿児島人」であり、鹿児島市に来たら「指宿人」であるということ。つまり、それが自分のルーツであり、自分という「個性」の源になるのです。

Yes, I do!

そして最後に改めて “Do you speak English?” という質問を投げて、全員で “Yes, I do!” と言ってもらいました。ただし、ちょっと自信がないなという時には “But a little.” と付け加えるいいよというと、みんな少しほっとした様子でした。

生徒代表からは、

「英語には苦手意識を持っていたけど、これからはちょっとは話してみたいという気持ちになった」という感想や、先生方からも素晴らしいフィードバックをいただきました。

ありがとうございました。

「未来を拓くキャリア教育推進事業」

今回の講演会は、鹿児島県の「未来を拓くキャリア教育推進事業」の一環として、事業所から公立学校に講師を派遣する事業です。

鹿児島外語学院は、所属する鹿児島経済同友会を通じて、複数のテーマの授業を提供しており、指宿中学校からご依頼を受けました。コロナ禍で、本来実施予定の地域での職業体験活動ができない代わりに、各事業所に講演会を依頼されたとのことです。

今回のワークショップが、少しでも生徒の刺激になったのであれば幸いです。

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